チェコを出てオーストリアに着いた日の夜は、モーツァルトディナーでした!コースディナーの合間に、中世っぽい格好をした演奏家が生演奏して、
オペラの有名曲を歌ってくれたりするというレストラン。見やすいセンターの席なんかは、着飾った方々でいっぱいでした。(観光客も結構いました)

翌日は、ザルツブルグ(サルツブルグ)観光です♪


ツアー自体の出発は8時半だったんですが、じっとしてられなくて、出発前に1人で街中をふらふらしてきました〜。
朝の7時台ということもあって、まだ人もまばらな感じ…そんな中、チェロを背負ってチャリ乗ってるお兄さんを発見し、1人で大興奮しましたvv笑


で、ふらふらと歩いているうちに、こんな(→)教会らしきものを発見。

近くをお散歩していたおじいさんに拙いドイツ語で「これ何?」と聞いたところ、がーっと答えてくれました。親切そうな笑顔を浮かべてくれてたし、多分、すっごい詳しく説明してくれてたんだと思うんですけど…
『モーツァルトの父(?)』ってトコしか分かりませんでした…(こーん)

教訓:無駄な背伸びはするもんじゃありません。


気を取り直して…観光に向かいます!


左の写真は、モーツァルトの家です。何かのCMで使われてましたよね?

右はザルツァッハ川沿いから見たホーエンザルツブルグ城です。砦って感じ?
この写真を撮った場所のすぐ近く(川沿いすぐそば)に、カラヤンのお家もありました。
結構、ゆったりとした時間の流れを感じる街だなーと思いました。こんな風景を眺めながら、様々な曲を考え出していったんでしょうかねぇ…

でも、この直後にあったザルツブルグの信号はシャレにならない位、早く変わりました。
全然ゆったりしてないじゃん…!笑


で、こんな(←)狭い路地を抜けて行くと…


モーツァルトの生家に辿り着きました☆

彼の使ったヴァイオリンやヴィオラ、クラヴィーア(だったっけ?)などが展示してありました。


そんなモーツァルトの生家の裏では、市が開かれておりました。
美味しそうなフルーツや野菜がいっぱいvv
これが、かの有名なザルツブルグ音楽祭の会場だそうです。
一流の方々が訪れるので、音楽祭の初日や最終日は、その人々を見学する様な勢いで人がごった返すらしいです。


こんな観光馬車がいっぱい走ってます!
…右の馬、飛んでるように見えません??笑


その後はモーツァルト広場に行って、広場正面にあるデーメルでザッハトルテをいただきました♪

あれって、日本のデーメルで売ってるザッハトルテと味違うのかな?今度試してみたいと思います◎笑


立体チェスを楽しむ人とか、私からすれば結構寒かったのに、平然とした顔でオープンカフェで楽しむ人達がいました…
そんな感じでザルツブルグを後にして、ウィーンに向かいました。

こんな(←)のどかな風景をいいなぁvvと思って眺めていたら、
急にかなり激しい雨が降ったり、そうかと思えば綺麗な虹が出たり…
ヨーロッパの天気は変わりやすいですねぇ。




ウィーンに到着したのは、日が落ちてから。

ツアーの予定ではそのままレストランに直行だったのですが、居ても立ってもいられない私は「夕飯いらないから、散策していいですか!?」と無謀な申し出をして、夜の街を歩きました♪


←ヨハン・シュトラウス像

       →クーアサロン(コンサートホール)
←楽友協会
かの有名なウィーンフィルの本拠地です!


                →コンツェルトハウス
         ウィーン交響楽団の本拠地ですv


そしてそして、身勝手な私は事前にコンツェルトハウスの演奏会のチケットをネットで購入してたので、交響楽団の演奏を聴いてきちゃいました〜vv

弦の事はよく分かりませんけど、管の鳴りがすごくて感動でしたvv さすが本場…!



昨夜の余韻に浸ったままの私…
次に訪れたのは、シェーンブルン宮殿です。

ハプスブルク家の夏の離宮として建てられた、この宮殿。応接室やサロン、皇帝の寝室などを見ることができます。1441の部屋があるそうです…!
一番感動したのは、フランツ・ヨーゼフ1世の執務室。
デスクの上に、妻や子供たちの肖像画を飾ってるんですよ…!皇帝って横暴なイメージがあったんですが、彼のお陰で先入観が吹き飛びました。


(←)めちゃ広ーいお庭もあります。




そして、これがシュテファン寺院。

街の真ん中辺りにあるので、これを目印に歩いていた私は何度も何度もここに来ました。笑


いつだったか忘れちゃいましたけど、元々この辺りは墓地だったそうです。場所が足りなかったそうで、寺院の壁に墓石が埋められてます…汗

ちなみに…この頃の皇帝が、場所が足りないから、1つの大きな穴を掘ってそこに市民を纏めて5〜6人埋めるようにと命じたそうです。で、丁度その頃にモーツァルトが亡くなったので、彼の骨はどこにあるのか分からなくなってしまったらしいです。


教会内部です。立派なパイプオルガンがありました!

(→)横道に入ると、こんなに静かです☆






(←)女帝マリア・テレジアやエリザベート皇妃など、
ハプスブルク家の王族が眠るカプツィーナ礼拝堂。


(←↑)馬のワルツで有名な、スペイン乗馬学校。
王宮内にあります。
←フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートが結婚式をした、アウグスティーナ教会。

白と金で統一されて、上品な感じでした。

マリー・アントワネットがルイ16世の代理人と婚約指輪を交換したのも、この場所だとか。


ちょうどパイプオルガンを演奏しているところだったので、すごく素敵な雰囲気でしたv

              (→)近くにあった、名も知らぬ教会






シシィ・ミュージアムを見て、シュテファン教会へ…
*シシィ=エリザベート皇妃
それから、オペラ座の方に抜けて、そのまま王宮庭園をお散歩。


よく写真で見る、モーツァルト像を発見◎
街中の様子を眺めながら、更にお散歩。


←美術史博物館

                →自然史博物館


この2つの建物は、マリア・テレジアの像を挟んでシンメトリーに建てられてるそうです〜。


ゲーテやシシィの像を見たりしながら、ウィーン大学や市庁舎やブルク劇場(←)を見てきました。

で、どうやってシュテファン寺院に帰ろうかと地図を眺めていると、親切な方が話しかけてくれて、寺院まで連れてってくれました☆
ありがとう、優しい学生さん…!笑顔

(→)夜のシュテファン寺院内。




それからレストランに入り、ウィーン名物のパラチンケンという料理を食べ、本日の目玉のオペラ座へ向かいました♪
この半年で世界三大オペラ座であるパリとミラノの歌劇場を見てきましたが、実際に見るのは初めてでどきどきでしたvv


私は1階のボックス席。
そこから見える風景はこんな感じ…始まる頃には、立ち見までぎっしりです!

演目は『椿姫』。某S様に事前にDVDをお借りして予習して行ったので、ばっちりでした☆

同じボックスにいた地元の老夫婦が初心者の私の為に字幕を出してくれたり、それはそれは優しくして下さって、本当に楽しく鑑賞できましたvv

ちなみに、ご夫妻に教えていただくまで、演奏がウィーンフィルなのだと知りませんでした。だから、フィルの演奏会やってなかったのか…!(納得)


舞台は左半分しか見えない席だったんですけど、見えなくても、歌声と演奏だけでめちゃ感動できました!いやー、オペラにはまりそう…!
残念ながら小沢征爾さんの指揮ではありませんでしたが…日本人が認められるなんてすごい事だし、見てみたかったなvv

いつか素敵な女になって、もう一度この舞台に見に来ようと誓いました!今の私には不相応な、勿体無い舞台でした。



次はスロバキア&ハンガリーです♪